【Maggie’sアドバイス -ラグの選び方- 第2回】具体例付き!お部屋別にラグのサイズ感をご説明します♪
ラグには様々なサイズがあり、どのくらいのサイズがあなたのスペースにフィットするのか、またはバランスがよくお洒落に見えるのか、実際分かりづらい部分が多いかと思います。
今回はラグの正しいサイズの選び方のコツやサイジングを、部屋ごとのレイアウト別に、前回よりさらに詳しく分かりやすく説明します。是非参考にしてラグのサイズの選び方をマスターしましょう!
全ての場所に役立つラグサイジングのコツ!
大きいサイズがベター
ラグのサイズは3~10㎝ほど違うだけで、お部屋のイメージがよく見えたり、崩れてしまったりする場合があります。もし、2つのサイズでどちらにしようか迷った時は、大きいサイズの方を選ぶとよいでしょう。
部屋のつくりを知る
ラグのサイズと敷く向きを決める時は、スペースに注意しましょう。広い部屋の場合は大きいサイズのラグを選び、部屋が長い場合はラグを縦に敷きましょう。
できあがりのイメージを膨らませる
ラグを敷く位置が決まっているなら、購入する前に実際にマスキングテープなどで印をつけてみましょう。こうすることで、サイズ感をしっかりとイメージすることができ、失敗も少なく安心です。
部屋ごとにラグのサイズを決める
お家にぴったりのラグのサイズを決めるには、各部屋のサイズとそのスペースにある家具について考えましょう。まず、各エリアと家具の測定をします。次に、以下に表示されている中から、お気に入りのラグのレイアウトを選びます。
では、リビングルームから順に見ていきましょう!
リビングルーム
リビングルームは、家族や友人と多くの時間を過ごす場所です。そんなリビングはスペースが広く見えるように工夫したり、会話が弾むような空間づくりが必要です。
正しいサイズのラグを敷くだけで、居心地の良いあったかみのあるリビングに仕上がります。
以下におすすめのラグの配置方法とサイズ感が分かるレイアウトを3つ紹介します。
ソファやチェアの脚全部ラグの上に乗せる
こちらのレイアウトには、充分なゆとりのある広めのリビングが必要です。
壁からある程度の距離をとって家具を配置しましょう。ソファや椅子やテーブルなど、すべての家具をラグの上に置くことで、個々の家具を統一し、ソファエリアを確立させます。
余分なスペースができるくらいの大きめサイズのラグを選びましょう。
ソファやチェアの前脚部分だけラグの上に乗せる
こちらのレイアウトは、座席エリアの片側が壁に接している場合にとてもおすすめです!
全ての家具の前脚部分だけが、ラグの上に乗るようにサイズを測定して選んでください。お部屋全体に統一感がうまれ、雰囲気も変わります。
先に紹介したレイアウトより小さいサイズのラグを購入すればよいので、経済的にも嬉しいですよね。
コーヒーテーブルだけラグの上に乗せる
こちらのレイアウトは狭いリビングスペースにおすすめのレイアウトです。真ん中のコーヒーテーブルがゆったり乗せれるサイズのラグを選んでください。
床が見える面積が多いので、お部屋が広く感じます。尺度をうまく利用したレイアウトですよね。
狭いワンルームやアパートのリビングエリアにおすすめです!
ダイニングルーム
ダイニングエリアのラグのサイズと形を選ぶ場合、お部屋とテーブルの形状を考慮しましょう!
テーブルと椅子の脚全部ラグの上に乗せる
ダイニングルームのラグは、テーブルや椅子全ての脚がラグの上に乗るようにサイズを測定しましょう。
テーブルの位置から、周囲に60㎝~90㎝ほど大きいサイズを購入してください。こうすることで見た目が美しく、椅子を引いたり直したりする時に、ラグの縁に引っかかる心配もなくなり安心です。
もし、拡張テーブルをお使いの場合は、その分の測定も忘れずに!
ベッドルーム
ベッドルームに敷くラグは、主役のベッドを引き立たせる土台のような存在になります。
寒い時期には、床からの冷えをガードしてくれますし、お部屋のインテリアもセンスアップします!
こちらもレイアウトを3つ紹介しますね。
ベッドの脚全てラグの上に乗せる
こちらのレイアウトは、ベッドサイズより一回り大きいラグをベッドの下に敷きます。
ヘッドボードを壁側に寄せた時に、ベッドの脚全部がラグの上に乗るように置き、ベッドの両サイドと、足元側がそれぞれ45cm~60cmはラグが余るようにサイズを測ってください。
バランスの取れた居心地の良いベッドエリアになります。
ベッドの2/3だけラグの上に乗せる
こちらのレイアウトはベッドの2/3だけラグの上に乗せています。ベッドへの出入りがしやすく、快適なベッドタイムを過ごすことができます。
こちらも先ほどのレイアウトと同様に、ベッドの両サイドと足元側、それぞれ45cm~60cmほどラグが余るようにサイズを測りましょう。
クイーンサイズのベッドには8×10フィート(約244cm×305cm)サイズのラグ、キングサイズのベッドには9×12フィート(約274cm×366cm)サイズのラグが最適です。バランスがよく購入しやすいぴったりなサイズです。
ベッドサイドや足元にランナーラグを敷く
こちらは、普通のラグより細長い形のランナーラグを、ベッドサイドや足元、またベッドルームのちょっとしたスペースに敷く事ができる方法です。
ベッドサイドに置く場合、ベッドの長さと同じくらいで、幅はナイトスタンドより少し広いくらいの大きさのランナーラグがおすすめです。ベッドとのバランスがよくおしゃれに見えます。
ワンルームや狭いお部屋で、ベッドの片側を壁にくっつけたレイアウトにも便利です。
ベッドを動かさずにラグを置けるので、気分や季節に合わせてラグを変えるのもGood!
キッチン
シンクの前にラグ
シンクの前に小さめのラグを敷いてみましょう。特にL字型キッチンなど、ある程度幅のあるキッチンにはおすすめです。
洗い物をする時も、床が滑りにくくなります。楕円形やユニークな形のラグでキッチンのアクセントにするのもよいですよね。
ランナーラグ
シンク前はもちろん、奥行きのある狭いキッチンにもおすすめのランナーラグ。細長い形が特徴のランナーラグをキッチンに敷くことで、キッチンが広く見えます。
立ちっぱなしの多いキッチン作業も、足の疲れが軽減されます。
廊下
マンションなどに多い間取りで、玄関からリビングへ続く細長い廊下があるお宅は廊下にもラグを置いてみませんか?
細長いランナーラグは廊下にぴったりのラグです!
廊下のサイズより一回り、もしくわ二回り小さいサイズのランナーラグを選びましょう。床が見えるように敷くと、圧迫感がなくおしゃれに見えます。
天井が低く、日当たりの悪い廊下には、明るめのカラーのランナーラグがおすすめです。
玄関
玄関に敷く正しいラグのサイズってご存知でしょうか?玄関のサイズはそれぞれ異なるため、やはり予めサイズを測っておくことをおすすめします。
基本的に、玄関の幅のサイズより少し小さめの幅のラグを選びましょう。床が見えないくらいちょうどすぎたり、小さすぎるサイズはバランスが悪くなってしまいます。
柄やでデザインによっては、縦向きに置いてみるのもGood!
もし、海外の家の様に、玄関に敷居がない場合は、ラグのパイルの高さ分も考慮しましょう。ドアを開ける時に、ラグがドアに引っかかってしまうのを防ぐためです。
ラグパッドのサイジング
自宅用のラグを購入する際には、ラグパッドも忘れずに購入しましょう。ラグの下にラグパッドを敷くことで、滑り止めになり、クッション性もアップします。
ラグパッドはラグのサイズより、四方5cmほど小さいサイズが理想です。もし、ちょうどよいサイズが見つからない場合は、少しだけ大きめのサイズのラグを選ぶか、ラグパッドをちょうどのサイズにセルフカットしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?お部屋や家具とのバランスに合ったサイズのラグ選びは、おしゃれでセンスのある空間を演出することができます。
ぴったりなサイズのラグを見つけて、素敵なお部屋にしてみてください!